塾選びの注意点!進学塾ってどんな塾?
進学塾は「勉強ができる子が行く塾」と思われがちですが、実はそういう訳ではありません。
では、どういう塾なのかを簡単に説明します。
進学塾とは?
進学塾は「勉強ができる子が行く塾」ではなく、受験の対策を行い入試問題で点数を取れるように指導する塾です。
やはり難関校や上位校と呼ばれる学校に合格するには、入試問題傾向を研究し、それに合わせた勉強をしないと難しいです。
なので、学校の定期テストの対策や授業対策よりも受験に必要な応用問題を中心に指導し、志望校に合格する力をつけるのを目的としています。
さらに進学塾は合格実績で評判を広め集客する事が多いので、塾生が少しでもレベルの高い学校を受験して合格するように指導をしてくれます。
逆に、学校の授業内容理解や定期試験で点数を取れるように指導する塾が補習塾といいます。
ちなみに見分け方は、チラシやホームページで合格実績を前面に出しているなら進学塾、「学校の成績が上がった!」などと学校のテストの点数が上がった生徒の声や、「やる気を上げる」などというキャッチコピーを前面に出しているなら補習塾だと判断していいでしょう。
進学塾のメリット
1.学校の授業が復習になり、授業の理解度が高くなる
進学塾は受験に向けて勉強を教えてくれる塾ですので、基本的には学校の授業の先を進んでいて学校の授業が復習となりスムーズに理解できます。
2.様々なパターンの問題が学習出来る
受験には応用問題を解く力が必要なので、色々なパターンの問題を解き慣れておく必要があります。
3.早い学年から受験への意識が高くなる
受業の進度が速く、難しい問題にチャレンジする事で、早い学年から受験への意識が高くなります。
早い学年から意識する事で、より多くの進路を選択できるようになります。
4.模擬テストで現状把握でき、競争心が生まれる
模擬テストで、受験に必要な競争心を養う事と、自分の今の状況を自覚する事で、やる気が上がりよりレベルアップすることができます。
上記のようなメリットがあり、やる気のあるお子さまにはとてもいい環境です。
進学塾のデメリット
1.受業の進度が速いので、遅れると大変
受業の進度が速く、一度遅れるとどこでつまづいたかわからなくなり大変です。
2.集団授業の場合レベルが合わない
集団授業の場合は高いレベルの生徒に向けた授業をするので、ついていけない場合がある。
3.手順を教えるのが中心なので、基礎が疎かになる場合がある。
受験対策の特殊なやり方を覚えると、基礎を忘れることがあります。
上記のようなデメリットもありますが、個別指導にするなどして対処しましょう。
進学塾の料金は?
進学塾の料金は決して安くはありません。
週何回通っているのか、指導時間は何分なのか、科目の数や個別指導などで大きく変わってきます。
あくまでも一例ですが、大手進学塾の税別価格は
入塾費;10,000円
教材費:半期15,000円(年間2回)
設備費:月1,500円
授業料金;
5科目:25,000円
3科目:20,000円(教材費は5科目の場合と同じ)
この塾で1年間、3科目お世話になると29,8000円(税別)となります。
上記の金額以外にテストや、季節の講習などが別でかかったりします。
最後に進学塾とは勉強ができる子が行くのではなく受験を意識していて難関校などレベルが高い学校を目指す子が行く塾で、料金は決して安くないですが、それだけの実績があり、