反抗期の子供と上手にコミュニケーションを取る方法!
「ちょっとしたことでケンカになってしまう」「勉強しなさいと怒ってしまう」「何を考えているのかわからない」反抗期の子供とのコミュニケーションは距離感が難しくついつい口うるさくなってしまいします。
そんな多感な時期の子供に対しては、普段の声かけをちょっと意識してあげることで、気持ちの変化につながります。
今回は反抗期の子供と上手くコミュニケーションを取る方法を紹介します。
▼目次
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IメッセージとYouメッセージ
1.Iメッセージ
2.Youメッセージ
3.Iメッセージでの伝え方
IメッセージとYouメッセージ
子供とコミュニケーションが上手くいかないときは、”Iメッセージ”を取り入れることで、子供の反発をなくし、さらに子供が自分で考えて行動できるようになります。
Iメッセージ
私(I)を主語にして、自分自身がどう感じているのかを伝えること。
Youメッセージ
あなた(You)が主語になって発せられるメッセージ。
Youメッセージは「〜しなさい」「〜してはダメ」といった、相手を押さえつけるような印象を与えてしまいます。
Iメッセージでの伝え方
例えば子供が物を片付けないとき、Youメッセージなら「片ずけなさい!」となり命令・指示のようになってしまい、子どもが「責められている」「否定されている」と感じ、嫌な気持ちになったりすることで反発をすることになります。
また、何かを指摘したり注意したりするときに「宿題しなさい!」とか、「ゲームばっかりしないの!」などと命令されてばかりいると、自分で考えて行動することができなくなるそうです。
一方「お母さん、散らかってるのは嫌だな〜。片付けてほしいな。」というように私を主語にした言い回しにすると、自分の気持ちと希望を伝えているだけで、相手に指示するような言い方をしていないので、子供が責められたと思ったり、反発したりすることもありません。
また、気持ちと希望だけ伝えて、その後の行動は子どもにゆだねているので、子どもが相手の気持ちを汲み取って、自分で考えて行動できるようになります。
以上のように、コミュニケーションを取る際に声のかけ方を少し変えるだけで、子供の立場に立ったコミュニケーションになり反抗期で上手な距離感で接することができます。
子供の事を思っての行動が、逆効果になってしまうのは悲しいですし
子供からしても、自分の事を思って言ってくれてるのは分かるけど、命令されると素直に聞けないということもあるかもしれません。
そんなときは、Iメッセージを使い子供に素直に聞いてもらいやすくなるように心がけてみてください。